日本にあるトイレが何個だと質問されたらあなたは何と答えますか?
おそらく頭のいい人は、パッと人口から計算してそこから逆算したりするでしょうが
もしその回答方法以外で考えてくれといった場合、なんと答えますか?
◆顧客史上主義と圧倒的なスピードの会社Amazon
私は以前よりAmazonについてすごく注目しています
理由は,物販をやっていた時にアマゾンの圧倒的なスピードと変化に本当に驚いたからです。またアマゾンは史上最速で成長している企業といわれていて、毎年20%位ずつ成長しています。
また、GoogleやFacebookのプラトットフォームと違って小売業。
もちろんAWAといったクラウドサービスもありますが、もともと小売業から発展している企業です。ですので非常にわかりやすい。
わかりやすいというか真似しやすいなと思えるところがあるからです。
この本で学んだことが4つあります。
◆1つ目 顧客主義とPSPと競合
1つはアマゾンは顧客視点と競合の関係です。もう1つは採用について、3つめは会議について、4つ目はアマゾンの数字への感覚についてです。
1つ目から行くとアマゾンではカスタマーズルールと言うことがありますが
アマゾンは顧客史上主義みたいな会社です、あまり競合意識しなくて顧客を意識するというところです。・
でここですごく面白いなと思ったのはAmazonは競合の見方がいわばベンチマーク的で
具体例としては、たとえば冷蔵物をAmazonが5日で配送していた中で2日で配送している企業があるなら、自社でもできるなとそこから学び、試行錯誤をくりかえすという事です。
顧客のホントのニーズ、未充足のニーズを見てそれを作るだけでもだいぶ違うのではと思います。また、そしてやや抽象的にして見せ方をかえるとロングセラー商品ができるのではと思います。
◆2つめ採用 いまのAmazonを成長させてくれるメンバーを採用せよ
次は採用についてでです。
アマゾンは基本的に今のAmazon成長させてくれるかと言う所を1つの採用の基準においてるそうです。
マネジャーよりハイパフォーマーを採用する形になることが多いという事ですね
これがほとんどの会社ができないくて、自分よりできない人をやとうという、結局自分がいらなくなるのではという不安があるとできないですね。アマゾン毎年20%前後成長していくので5年で2.5倍になるわけですから、いまよりいい人材じゃないとダメなわけですね。うちはチームなのですが、いまのチームをより成長させてくれるメンバーを一定の採用プロセスにそって採用していこうと思います。そうするとハイパフォーマーなメンバーであればあるほど楽しいからですね、
◆3つ目 Amazonの数字について
3つ目はアマゾンの数字についてです。y=f(x)というのが基本だそうです。
20%の成長を目指すAmazonは、翌年の事業計画をたてる時に昨年多比の20%前後で目標数値をたてるそうです。で、昨年対比の出番はここで終了。かりに月1億だったとして、今季は、月1.2億を目指すしますよね、で1億で推移している場合、進捗にたいして75%前後じゃないですか、ただほとんどの会社が昨年対比では100%といったようなことに昨年の数字をつかうのでそれは意味がないと
数字はずーっと改善しつづけるものだという考えですね
また、定性的なものも数値化していくそうです。DRMは数字化がやりやすいですが、DRMではないものに関しても数値化していくのは、かなり面白いです。
わかりづらい仕事なら、たとえば本のデザインとかなら
本を購入した理由が本のデザインであるというアンケートの回答を20%以上にするといったよううに仮決めしてスタートするそうです。
またグラフで管理し、異常値がすぐわかるようにしているのは、物販などでは真似がしやすいですね。EBOモデルではそこまで販売数が多くないのでやりづらいですが、それでも曜日別で変化があるでしょうし、広告で大量のアクセスが流し込めば場合はできやすいですね。(それ以上にメディアつくった時か)
◆4つめAmazonの会議について
4つめはアマゾンの会議、会議もちろん時間が決まっているとかは、10人以下でやるとかは当たり前ですが、パワポでスライドをつかわないとの事、基本1ページか5ページか6ページにすべてまとめるよんでもらい、質問があれば答えるという感じですすんでいくそうです。
もちろん企画会議などの時は違うのかもしれませんが、あとで誰がみてもわかるというのが大前提になっています。また個人的な悩みは上司と1対1で話すそうですが、我々のようなチームはティール組織のように会議のときに話す方が有効だと思いました。
ほかにも行動できないバイアスをさけて行動しろとかいろいろあります。
PS、冒頭の質問の答え。たとえば、排水量から逆算したり、トイレットペーパーの消費量から逆算してわりだしてみてもいいかもです。このような目標に対しての柔軟な対応と数字化へのこだわりがAmazonを象徴していますね。
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